HSBC香港で口座開設

先日、香港に行ってHSBC香港に口座を開設してきました。

香港に行ったのはそのためではないのですが、以前から興味のあった海外投資を行うため、この機会にHSBC香港を通じた投資に踏み切ることにしました。

HSBCは、正式名称をThe Hongkong Shanghai Banking Coporation Limitedといい、イギリスに本部を置く英国法人ですが、もともとは、1865年に香港で設立された銀行です。1997年に香港がイギリスから中国に返還されるのに先立つ1991年に、持株会社をイギリスに移転し、イギリス法人となりました。

HSBCは、香港では香港ドルの紙幣を発行する銀行でもあり、その歴史は大変古く、世界でも有数の銀行です。日本では1966年香港上海銀行として横浜で営業を開始しましたが、これは、日本最古の銀行とされる第一国立銀行(後の第一銀行→第一勧業銀行→みずほ銀行)が設立されるよりも前のことです。

HSBCでの口座開設の方法は、海外投資に関する様々なブログや書籍で詳しく書かれていますが、情報が古いものもあり、現在でも通用する方法であるか不明な点も多いため、2015年5月時点での最新の情報をまとめてみたいと思います(ただし、これは私が経験したものであり、支店や担当者によっても取扱いが異なる場合がありえます)。

私が口座を開設したのは、HSBC香港の本店です。HSBCの本店は、香港島のCentralという金融機関が多く集まるビジネス街の真ん中にあります。この本店ビルは、1991年に本拠をイギリスに移す前は、HSBCの本社があった場所です。

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【HSBC香港本店前に鎮座するライオン像】

3階まで一気に上がるエスカレーターを上るとATMコーナーが見えますが、その前にいる行員が、私に要件を聞いてきました。銀行口座を作りたいと答えると、受付に連れて行ってもらい、番号をもらって自分が呼ばれるまでソファのある広い部屋で待っていました。

番号を呼ばれると、担当者のデスクのあるブースに案内され、手続きの始まりです。

HSBCの銀行口座には、以下の3種類があります。それぞれ、最低資産額を下回ると一定の口座維持料がかかります(最低資産額を超えていれば口座維持料はかかりません)。現在のレートでは、1香港ドル約16円ですので、Premier口座だと1600万円相当もの資産を預け入れる必要があります。

①HSBC Premier:最低資産額100万HKD(口座維持料380 HKD
②HSBC Advance:最低資産額20万HKD(口座維持料120 HKD
③Basic Saving Account:最低資産額5千HKD(口座維持料50 HKD

私の場合はHSBC Advance口座を作りたいと伝えると、まずは必要事項を聞かれました。自分の住所生年月日はもちろんですが、勤務先名称住所勤務開始日役職事業内容月収も聞かれ、会社の名刺も求められました。

なお、自宅の住所ですが、現住所に住み始めて3年以上経過していない場合には、その前の住所も聞かれます(理由はよくわかりませんが)。

必要な情報提供を終え、キャッシュカード小切手帳をもらって無事銀行口座の開設が終わると、窓口に誘導され、現金の預け入れです。私は日本から70万円をキャッシュで持参しましたが、それを香港ドルに両替して入金しました。HSBCの銀行口座は、マルチマネー口座になっていますので、香港ドル以外の通貨で入金することもできます(日本円のまま預けることも可能です)。異なる通貨の預金は、全て1つの同じ口座番号で管理されます。

ここで、日本円を香港ドルに両替して入金する際に、一定額以上の日本円から入金する場合には手数料がかかると言われ、1,750円を引かれました。確か125,000円を超える入金に手数料が必要だと言っていたような気がします。

ここで注意すべきことがあります。HSBCのキャッシュカードを使って香港ドルを引き出す場合はもちろん、香港以外の国で外貨を引き出す場合も、そのお金は全てHSBCの香港ドル預金口座から引き出されます。日本で日本円を引き出す場合でも、日本円預金から引き出されるわけではなく、香港ドル預金が日本円に両替されて引き出されます。したがって、香港ドル預金の残高がないと、キャッシュカードでお金を引き出すことはできません。クレジットカードを作った場合のクレジットカード利用料金の引き落としも、全て香港ドル預金口座からとなります。

余談ですが、窓口で、行員から、人民元預金口座を作りますか?と聞かれました。人民元建ての預金に関しては、後からインターネットバンキングで作ることができないので、今作る必要があるのだそうです。そこで一応1,000人民元だけ預金しておくことにし、残りを香港ドル預金としました。人民元に両替する場合、円から直接両替はできないため、いったん香港ドルに両替した後、香港ドル/人民元のレートに従って人民元に両替することになります。

預金が終わると、インターネットバンキングの手続きです。IDパスワード第2パスワードを設定し、さらにセキュリティのための質問答えの組み合わせを2つ決めます。インターネットバンキングに必要なセキュリティデバイスは、後ほど日本の自宅に郵送されるということで、それが届いてから、最終的にアクティベートすることになります。

これで口座開設に必要な手続きは全て終了しましたが、私は、銀行に預けたお金で投資ファンド等の投資を行うつもりですので、投資口座も開設したいと伝えました。すると、今度はさらに上の階に案内され、別の行員が出てきて投資口座開設の手続きをしました。

投資口座の開設にあたっては、投資経験投資のスタンス(リスク許容度)などについての質問に回答することになります。また、行員から、資産持ち家ローンの額などをいろいろ聞かれ、投資目的や、どんなことをしたいのかといったことを聞かれました。

HSBCでは様々な投資ファンドUnit Trustと呼ばれています)があり、いくつか情報を見せてもらいましたが、何を買うかすぐに決められるわけではないので、日本に帰って資金を自分の口座に送金するまでに考えるということにしました。

担当の行員は、送金したら連絡をくれ、いろいろ説明するから、と言っていました。投資ファンドはインターネットでも購入できるはずですが、一応連絡をしようと思っています。

日本に帰った後、下の写真のようなセキュリティデバイスが届きました。今では日本の銀行でもセキュリティデバイスが必要なところもあるようですが、インターネットバンキングで取引をする際には、パスワードだけでなく、このセキュリティデバイスに表示される数字を入力する必要があります。

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【HSBCのセキュリティデバイス】

無事、インターネットバンキングのアクティベートも終わり、後は送金をするのみとなりました。HSBC香港への送金方法については、また日を改めて記事にしたいと思います。

HSBCの預金口座は、単に外貨預金をするだけのために作るのであれば、全く意味がありません。HSBCの各通貨での預金利率を見ましたが、日本の銀行の外貨預金と比べても、特に利率が高いわけでもありません(むしろ低いぐらいです)。

わざわざ香港のHSBCに口座を作るのは、そこで買うことのできる各種投資商品(日本の金融機関では扱っていないものがたくさんあります)に投資することや、香港の別の会社を通じて投資商品を購入する場合の資金の受け渡しのためです。

HSBCで購入することのできる各種投資商品や、別の会社を通じて購入できる投資商品については、改めて研究した後まとめてみたいと思います。





銀行で投資信託を購入

先日、三菱東京UFJ銀行で投資信託を購入しました。

私は三菱東京UFJ銀行の銀行口座をメインの銀行口座として利用していますが、振込み等の手続きには、もっぱらインターネットバンキング「三菱東京UFJダイレクト」を利用し、ATMにはキャッシュを下ろすときくらいしか行きません。

インターネットバンキングを利用する場合、三菱東京UFJ銀行の場合、預金残高等の合計が500万円以上だと、他行宛ての振込手数料月3回まで無料になるため、私は、手数料無料の優遇を受けるために、普通預金の残高が500万円を切らないようにしていました。

しかし、500万円もの資金を、タダみたいな低金利の普通預金(現在年0.020%)に置いておくのは、資金効率が大変悪いと思い、それならば、優遇の基準となる「預金残高等」に含まれる、投資信託に資金を移そうと思い立ちました。三菱東京UFJ銀行では、手数料優遇の基準となる「預金残高等」には、円預金のほか、外貨預金投資信託公共債保険の額も含まれているのです。

三菱東京UFJ銀行では、現在184本の投資信託を販売していますが、私としては、普通預金の代わりに少しでも利回りのよい商品にお金を預けておこうという感覚だったので、「ノーロード(販売手数料無料)」を条件とし、「運用手数料が安い」「低リスク」「バランス重視」という観点から投資信託を探しました。

数ある投資信託の中で私の目についたのは、「eMAXISバランス(8資産均等型)」「eMAXISバランス(波乗り型)」という投資信託でした。

eMAXIS(イーマクシス)は、購入時手数料が無料のインターネットバンキング専用ファンドであり、株式、債券、リートなどの各分野に特化したインデックス投信もあるのですが、その中でも「バランス型」は、「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「国内リート」「先進国リート」8分野にバランス良く投資するファンドです。

投資信託「eMAXIS」シリーズ
【投資信託「eMAXIS」シリーズ】(eMAXIS販売用資料から引用)

バランス型の中でも、「8資産均等型」「波乗り型」との違いは、前者が各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせたものであるのに対し、後者は、過去の運用成績が良い資産の投資比率を上げていく「トレンドフォロー戦略」を取って8資産の配分率を変動させていくというものです。

eMAXIS(バランス型)の仕組み
【eMAXIS(バランス型)の仕組み】(eMAXIS販売用資料から引用)

私の考えとしては、現在の世界の株価は、特にアメリカや中国はかなりの高値にあると考えており、株式に特化したファンドに投資するのは今はリスクが高いと思っています。また、債権は、今の相場は空前の債権バブルと考えていますので、債権のファンドに投資する気にもなれません。

そこでバランス型を選択しようと思ったわけですが、これまでの運用成績を見ても、それなりに良好のようです。

eMAXISバランス(8資産均等型)基準価格チャート
【eMAXISバランス(8資産均等型)基準価格チャート】(eMAXISウェブサイトから引用)

eMAXISバランス(波乗り型)基準価格チャート
【eMAXISバランス(波乗り型)基準価格チャート】(eMAXISウェブサイトから引用)

とりあえず、「eMAXISバランス(8資産均等型)」100万円分購入しました。銀行の普通預金の一部を投資信託に移したものですので、普通預金金利よりいいパフォーマンスであれば良しという気持ちで持とうと思います。

以下、eMAXISバランス型の諸費用などの情報です。解約時に資産の0.15%が差し引かれますが、信託報酬は日本の投資信託としてはかなり安いと思います。

「eMAXISバランス」の基本情報(8資産均等型・波乗り型に共通)

 設定・運用三菱UFJ投信
 設定時期2011年10月
 購入時手数料なし
 信託財産留保額:基準価額×0.15%
 信託報酬:純資産総額×0.54%





「今すぐ「税金大国日本」から資産を逃しなさい!」



「今すぐ「税金大国日本」から資産を逃しなさい!」(笹子善充・2015年ビジネス社)

最近私が関心を持っている、海外投資に関する本です。内容としては、海外銀行口座の利用方法、海外ファンド選びのコツ、そしてランドバンキングや再生可能エネルギー債、オフショア養老保険が紹介されています。

香港の税制面でのメリットも強調されていますが、日本との大きな違いとして、

所得税安い(15%)
住民税ない
消費税ない
相続税ない
贈与税ない
配当・利子課税ない
株式譲渡益(キャピタルゲイン)課税ない

といった特徴があります。香港を基点にして海外ファンドに投資をする場合、配当・利子課税キャピタルゲイン課税がないことは大きなメリットになります。もちろん、日本に居住する者は、香港で購入したファンドを解約した際に利益が出た場合には、日本で申告して納税しなければならないわけですが、投資している間に生み出された利益を再投資する際にキャピタルゲインに課税されないことで、複利効果がより高まり、収益性がアップするという点が大きいです。

余談として、香港には蒸留酒以外には酒税もかからないそうです。税金が安いオフショア地域として香港と何かと比較されるシンガポールですが、シンガポールには消費税があり、また酒税はかなり高いです。その意味では、香港はアジアで一番税金が安いといえるかもしれません。

海外投資を行うために必要な細かいノウハウが解説されているわけではありませんが、これから海外投資を始めたいと考えている人にとっては、入門書としては良いと思います。



7年10か月ぶりの円安ドル高

米ドル/円相場が動いています。

米ドルは、今年2月以降は、119円~121円程度のレンジで膠着状態が続いていたのですが、ここに来て一段の円安が進んできているようです。

米ドル/円相場チャート(日足)

【米ドル/円相場チャート(日足)】(GMOクリック証券ウェブサイトから引用)

今日は午後3時過ぎに突然米ドル円相場が大きく動き、一気に円安が進みました。これまでの米ドル/円の高値は3月に付けた1ドル=122.021円だったのですが、その水準をあっさり突破し、122円台後半まで急伸しました。円は他の通貨に対しても大幅に下落しており、米ドルの上昇というより、円の全面安の様相です。現在の水準は、7年10か月ぶり米ドル高・円安水準ということです。

今年の円相場の見通しについては、昨年来の日銀の追加金融緩和による円安効果も一巡し、ここからのさらなる円安はないのではないかとの観測も出ていました。実際、日本のFX投資家である「ミセス・ワタナベ」の動向についても、これまでの米ドル買い一辺倒から、最近では米ドル売り・円買いポジションの増加が見られるとの報道もありました。

しかし、22日イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の「年内のある時点で利上げの最初の段階に進むのが適切」との発言を受けて、年内見送り説も出ていたアメリカの利上げが現実味を帯びてきたことから、ここに来ての米ドル買い・円売りが進んでいるものと見られています。

今年の米ドル円相場が今後どうなるかは非常に興味深いのですが、これまでの経験則上、米ドル円相場は、年間で10円以上の幅があることがほとんどであり、今年はこれまで7円程度の幅の中で動いているだけであることを考えると(現在はその上限)、今後その幅を超えて上又は下に動く可能性が大きいと考えられます。

米ドル/円相場チャート(年足)

【米ドル/円相場チャート(年足)】(GMOクリック証券ウェブサイトから引用)

今のところの動きを見ると、7円の幅を超えて動くとすると円安方向ということになると思いますが、その先のことは読めません。ギリシャ問題の進展、中国株バブルの先行きによっては、世界の株式相場の急落→円高というシナリオも否定できません。

今後円安・円高のどちらに動くか、決めてかかるのは危険だと思います。





伊藤忠商事

伊藤忠商事(8001)の株価が上昇しています。

伊藤忠商事株チャート(日足)

【伊藤忠商事株チャート(日足)】(GMOクリック証券ウェブサイトから引用)

伊藤忠商事の株価は、1月22日年初来安値となる1,174円を付けた後、3月末に一時下落したほかは一本調子に株価を上げています。特に4月以降の上げは凄まじく、今日も1,666円年初来高値を更新しました。

株価上昇の理由は、伊藤忠商事の成長戦略にあります。

伊藤忠商事は今年1月20日、中国最大のコングロマリットである中国中信(CITICリミテッド)グループと、タイの財閥チャロン・ポカパン(CP)グループとの資本・業務提携で合意したと発表しました。

業務提携の内容は、伊藤忠とCPグループが折半で共同出資会社を設立し、共同出資会社を通じてCITICの普通株式10%(約5150億円)と優先株式普通株の13.4%に相当、約6890億円)を2015年10月までに取得するというものです。出資金額は総額1兆2040億円(803億香港ドル)であり、伊藤忠にとっては約6000億円の出資となります。

市場ではこのニュースを受けて、伊藤忠商事の売りで答えました。出資額が巨額であることと、その投資に見合うメリットがあるかどうかについての疑念があったようです。

しかし私は、伊藤忠のこの野心的な投資を好感し、その将来性を買って1月末までに3,000株の現物買いをしました(平均取得価格は1,198円)。

伊藤忠商事は、5月1日に2015年3月期の決算発表とともに2015~2017年度の中期経営計画を発表し、配当の下限を2015年度50円2016年度55円2017年度60円とし、過去最高配当を毎年更新し続けることを目指すとしました。

伊藤忠商事の中期経営計画(配当方針)

【伊藤忠商事の中期経営計画(配当方針)】(伊藤忠商事の発表資料より引用)

株価はこれを受けてさらに上昇しました。伊藤忠商事はこれまで、三菱商事三井物産住友商事といった大手総合商社と比べて収益が見劣りしていましたが、今や首位の三菱商事、2位の三井物産に収益面では近づいています。

2015年3月期最終利益(株主に帰属する当期純利益)の比較
 ①三菱商事(8058): 4006億円
 ②三井物産(8031): 3065億円
 ③伊藤忠商事(8001):3006億円
 ④丸紅(8002):   1056億円
 ⑤住友商事(8053): ▲732億円

株価が上昇したことにより、時価総額で見ても、2位の三井物産まであと少しのところまで来ています。

本日(5月22日)終値ベースでの時価総額の比較
 ①三菱商事(8058): 4兆4921億円
 ②三井物産(8031): 3兆0792億円
 ③伊藤忠商事(8001):2兆7604億円
 ④住友商事(8053): 1兆8378億円
 ⑤丸紅(8002):   1兆2621億円

非財閥系の伊藤忠商事ですが、これからもアグレッシブに伸びていってもらいたいと思います。





「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」



「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」(本田健・2006年大和書房)

この本は、以前に私が読んで記事にした「ユダヤ人大富豪の教え」の続編にあたる本です。前回に続き、著者が出会った大富豪から聞いた、金持ちの自由人になるための考え方などが書かれたものです。

この本を読むと、真の金持ちとは単にお金をたくさん持っている人のことではなく、金持ちの考え方をして金持ちの行動をする人であることがわかります。

この本の中で面白かったのは、人のお金に対する考え方の9パターンです。

①「浪費家」:お金を使うのが好きで、手元にお金があってもなくても使ってしまう人。
②「ケチ」:お金を使うことを罪悪と考え、少しでも出費につながりそうなことをやらない人。
③「ケチな浪費家」:普段はケチに生活しているが、ある日突然、物に憑かれたようにパッとお金を使ってしまう人。
④「貯金好き」:質素な生活をして、コツコツお金を貯めることしか考えない人。
⑤「心配性」:お金がなくなる心配、投資がうまくいくかどうかという心配ばかりする人。
⑥「無関心」:日常生活でお金に興味を持たない人。
⑦「清貧」:お金を汚いものだと信じてお金を人生から遠ざけようとする人。
⑧「稼ぎ中毒」:お金を獲得することが大好きでお金を稼ぐことしか考えない人。
⑨「幸せな金持ち」:自分では使い切れないお金を持つと同時に、周りを豊かに、幸せにする人。

自分がどのようなパターンの思考をしているかと考えてみました。学生時代や若い社会人時代の私は、②ケチ④貯金好きな傾向があったと思います。そこから今は、⑧稼ぎ中毒の傾向が出てきているように思います。ちなみに本に出てくる大富豪は、②ケチ③ケチな浪費家⑧稼ぎ中毒⑨幸せな金持ちになったといいます。

やはり究極的には、⑨幸せな金持ちになることが理想です。幸せな金持ちは、周りに与えることによって、豊かさや幸せを広げていく人です。与えるというのは、金銭的なものに限られるのではなく、情報や知恵なども含みます。

もう一つ、面白かったことは、ミリオネアの6つの習慣です。

①「余分に払う」:求められること以上の働きをすることにより、自分がなくてはならない存在になり、仕事に対する報酬を多く支払うことにより、相手は自分に対していつも最大限の努力をしてくれるようになる。
②「金持ちと付き合う」:金持ちは新たな客を紹介してくれたり、貴重なビジネス上の情報を教えてくれる。お金の流れを身近に感じることができる。
③「ベストを求める」:毎日自分がベストを尽くしているかどうかを気にすることで、ほかの分野のベストなものや人が引き寄せられてくる。
④「義務や役割をこなしながらも、好きなこと、楽しいことをする」:好きなことや自分が楽しめることをやれば、その分成功する可能性もぐんと高くなる。
⑤「長期的なビジョンを持つ」:今の生活や習慣が、将来の自分の人生をつくることを体感する。だから、長い目で見て、今の習慣を変えようと努力できる。
⑥「自分でなくてもできることは人に任せる」:自分の一番得意で好きなこと以外を他の人にやってもらうことで、人生で最も時間を効率よく使うことができる。

全て、なるほどと思えることばかりです。幸せな金持ちになるためには、地道な努力と、金持ちになるための習慣を身に付けることが重要だとわかります。今の自分がこのような習慣を身に付けているか、よく考えて改める必要があるところは変えていかなければと思いました。





東証一部の時価総額がバブル期超え

今日の東京株式市場は、記録的な一日となりました。

まず、今日の日経平均は、取引時間中に、4月23日に付けた年初来高値20,252円12銭を上回る20,278円89銭を付け、15年1か月ぶりの高値となりました。また、終値は170円18銭高20,196円56銭となり、こちらも年初来の高値を更新、15年ぶりの高値となりました。

さらに今日は、東証一部の時価総額が、1989年末につけたバブル期の過去最高記録である590兆9087億円を超えました。

日本の株価と時価総額推移
【日本の株価と時価総額推移】(みずほ総合研究所リポートより引用)

日経平均株価の過去最高値は、1989年12月29日の取引時間中につけた38,957円44銭、終値では同日の38,915円87銭ですが、現在はその水準の約半分ちょっとです。

しかし、日経平均株価は、選定された225銘柄の株価を参考にして計算される数字であり、選定される銘柄は時代と共に入れ替わっていますので、必ずしも昔の数字と今の数字を単純比較できるものではありません。

また、東証一部に上場している会社数も、今は昔より多くなっていますので、株式市場に流れ込んでいる資金という意味では、株価指数よりも時価総額を見た方がわかりやすいといえます。

日本の株式市場の主戦場といえる東証一部市場の時価総額がついにバブル超えを果たしたことは、一つの大きな区切りのような気がします。

アメリカの株式市場の場合、ダウ工業株指数は既に過去最高値を更新し続けており、日本だけが取り残されていた感がありましたが、これで、ようやく「失われた20年」を取り戻すことができたことになるのかもしれません。

そうすると、これからが本当に日本経済の成長力が問われることになります。時価総額のバブル超えが一時的な現象に終わるのか、それとも長い株高時代のスタート地点になるのか、真の実力が試されます。





最近のユーロ/円相場

ユーロ/円相場が大きく振れています。

本日午後4時頃、ユーロ円が突然急落しました。それまで136円台後半で推移していたユーロですが、そこから一気に134円近辺まで下落しました。欧州中央銀行(ECB)クーレ専務理事が、「ECBは夏の閑散期の前に量的緩和(QE)ペースを加速する」などと発言したと伝えられており、これを受けてユーロ売りが一気に進みました。

ここのところのユーロは、欧州の経済指標の好転を受けて、かなりユーロ高に動いていました。昨日5月18日には、一時137円目前となる1ユーロ=136.959円までユーロは反発していましたが、今日の報道を受けて、わずか1日で3円近く下落したことになります。

EUが初めての量的金融緩和に踏み切ることを発表したのは今年1月22日ですが、この日は1ユーロ=137円前後だったユーロ円相場が一気に134円台に下落しました。その後、実際に量的緩和に着手した3月9日前後からはさらに下げ足を強め、3月13日には一時126円台を付け、その後4月14日には今年の安値1ユーロ=126.095円まで下がりました。

ユーロ円相場チャート(日足)
【ユーロ円相場チャート(日足)】(GMOクリック証券ウェブサイトから引用)

ユーロはその日を底にして昨日まで10円以上上昇していたわけですが、量的金融緩和の加速報道を受けて、再びユーロ安に転換する可能性があります。

もっとも、今後のユーロ相場の行方は、ギリシャ救済問題がどのように進展するかにかかっていると言ってもよいと思います。

ギリシャ政府の財政資金はほぼ底をついていると言われており、5月12日が返済期限だった国際通貨基金(IMF)への7.5億ユーロ(約1020億円)は、IMFの口座に預けてあった緊急準備金を取り崩して何とか工面しましたが、6月5日に期限を迎えるIMFへの3億ユーロの返済ができるのかについては不透明であり、ギリシャの債務返済能力に対する市場の不安は高まっています。

18日の欧州債券市場では、ギリシャの3年物国債の利回りが急上昇し、4月下旬以来の24%台に乗せています。今後も、ギリシャと債権者団との債務不履行ぎりぎりの攻防が続くものと見られます。

ギリシャ問題はこれまで何度となく危機が訪れていますが、そのたびに、最後はなんとか支援の(暫定的な)合意がなされ、危機を回避してきました。しかし、こまでくると、ギリシャはもはやオオカミ少年状態となっており、今後こそは、欧州諸国から愛想をつかされてデフォルトに陥る可能性があります。

その意味で6月は、ギリシャ問題の正念場ともいえます。もしギリシャのデフォルト、そしてユーロ圏からの離脱が現実のものとなったときには、ユーロ相場がどのような影響を受けるのか、まだ想像できません。





人民元建て定期預金

初めて人民元建ての定期預金をしました。

人民元は、自由に取引できる通貨ではないため、そもそも人民元建て預金ができる金融機関も多くないのですが、楽天銀行では取り扱っているようです。

人民元は、2005年7月にそれまでの固定相場制から管理フロート制(管理変動相場制)に移行し、前日終値を翌営業日の中間レートとして、その0.3%までの変動幅を許容することとなりました。

その結果、人民元は徐々に切り上がることとなりましたが、リーマンショック以降は、通貨高による輸出企業へのダメージを嫌った中国当局が人民元売り介入を実施したことにより、実質的に1ドル=6.83元に固定され、その状態は2010年6月まで約1年9か月続きました。

米ドル/人民元相場チャート
【米ドル/人民元相場チャート】(サーチナウェブサイトから引用)

2010年6月以降は、人民元は再び変動が許容されるようになり、人民元は対ドルで上昇し始めました。そして2012年4月からは前日比の変動幅は1.0%に、2014年3月からは同2.0%に拡大されることとなりました。

現在の人民元相場は、対米ドルでは2014年以降、一方的に切り上がる動きとはなっていません。しかし、日本円は2012年以降対米ドルで円安が進んでいますので、人民元と日本円との為替相場では、近時では人民元高・日本円安になっています。

今後の動きですが、円が対米ドルで円安になる場合には、基本的には対人民元でも円安・人民元高になると考えられます。また、現在人民元は不当に安く維持されていると批判されていますが、中国政府は、将来は人民元取引の自由化を目指していますので、将来人民元が対ドルでも切り上がるとの予測がなされています。

人民元建て預金は、円で預金するよりも金利が高いのですが、預金の目的は、むしろ将来の人民元切り上げによる為替差益を取るためといってもよいと思います。

もちろん、中国経済が減速を見せる中、中国政府による金融緩和がたびたび行われていますので、短期的には、逆に人民元安に動く可能性もあります。

人民元建て預金は、将来の為替変動を見越した取引ということで、リスクの高い投資となりますが、切り上げにより大きなリターンが得られる可能性もありますので、投入する資金の量を抑えれば、妙味のある運用かもしれません。

実際の金利ですが、楽天銀行の場合、定期預金の金利は、期間の長さによって、現在は以下のようになっています(円から人民元に交換して預け入れる場合。カッコ内は人民元普通預金から預け入れた場合)。

 7日  14.00% 0.50%
 14日 10.00% 0.60%
 1か月 5.00% 0.66%
 2か月 3.00% 0.68%
 3か月 2.20% 0.72%
 6か月 1.50% 0.75%
 1年  1.40% 1.00%

たまに金利アップのキャンペーンをやっていることもありますので、リアルタイムでの金利は楽天銀行のサイトでご確認ください。

金利は、最初に円から人民元に交換して預け入れた場合は高めですが、いったん満期になって人民元口座に入ったものを改めて定期預金にした場合には、高くても1%程度です。日本円での定期預金よりは金利は高いと思いますが、資産運用として年利1%はそれほど魅力的とも思えませんので、やはり将来の人民元高に期待するということになると思います。

ちなみに円から人民元に交換する場合の手数料ですが、楽天銀行の場合は、片道で1人民元あたり20銭。現在1人民元=19.20円くらいですので、交換レートは19.40円、為替手数料は約1%です(日本円に戻す場合も含めると往復で約2%)。

資産運用の分散化の一手段としては、検討の余地がありそうです。





債権バブルの終焉か

先日のイエレンFRB議長による金利上昇リスクに言及した発言を受けて、世界的な金利上昇が起こっています。

米連邦準備理事会(FRB)イエレン議長は5月6日、現在の米国株式相場について、現時点ではかなり高い水準であると述べるとともに、現在の世界的な低金利について、急速に動く可能性があると述べました。

イエレン議長のこのような発言は、アメリカが今年後半にも実施するであろうと言われる利上げが実際に行われた際のインパクトを軽減したいという意図があるとも言われていますが、この発言は、世界の市場に少なからず影響を与えました。

まず、この発言を受けて、米国の国債市場では、10年国債の利回りが0.06%上昇して2.25%となり、一時は昨年12月以来の高水準となりました。また、30年国債の利回りも3%前後と、こちらも昨年12月以来の高水準となりました。

米国債以上に急激な上昇を見せているのがドイツ国債です。ドイツ国債は、4月半ばには一時0.05%まで低金利が進みましたが、そこから一転、一気に上昇を見せました。昨日は、一時0.74%を付けるなど、この1か月以内の間に利回りが10倍前後まで上昇しています。

ドイツ10年国債利回り
【ドイツ10年国債利回り】(Investing.comウェブサイトから引用)

ドイツ国債の利回り急上昇は、イエレン発言の前から始まっており、これまでの過度の世界的な低金利=債権バブルの巻き戻しが始まっていると見ることもできます。

この流れが一時的なものか、それともこれからの債権バブル終焉の始まりなのかはわかりません。

日本国債についていえば、4月の終わり頃から、やはり利回りが急上昇していることがわかります。

日本10年国債利回り
【日本10年国債利回り】(日経新聞ウェブサイトから引用)

現在の利回り0.44%は、昨年11月以来の水準です。今年は一時0.2%を切るまでに利回りの低下が進んでいましたが、さすがにその水準は長くは続かなかったようです。

今後の国債相場は、アメリカの利上げを控えていることからも、ここから利回りが下がると考えるよりも、上がると考えておいた方がよさそうです。

日本で金利が上昇すれば、政府の国債利払いが増えることになります。日本政府は巨額の債務を抱えておりますので、少しの金利上昇でも、利払いの増加額は巨額になります。

世界的な金利の上昇は、日本の財政破綻への秒読みが始まることを意味することになると思います。





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