長期金利はどこまで下がるか
昨日は日銀のマイナス金利導入発表により、国債マーケットはパニック状態でした。
10年物の長期金利は、前日の0.22%から、一気に0.90%まで下がりました(国債価格は上昇)。
過去最低値を大幅に更新です。いったいどこまで下がるのでしょうか。
以下の表は、1月29日の日本国債のマーケット情報です。

【日本国債マーケット情報】(Bloombergウェブサイトから引用)
これを見ると、8年物の国債まで利回りがマイナスになっていることがわかります。いよいよ10年国債の利回りもマイナスになる時代が来るのでしょうか。
マイナス金利政策とは、金融機関が日銀に対して持っている当座預金にマイナスの預金金利が適用されることをいいますが、金融機関が日銀に国債を売却したときに支払われる代金をそのまま当座預金に置いておくと、金融機関には金利負担が生じます。
そんなことになるくらいなら、金融機関としては日銀に国債を売らずに持っていた方がましですので、日銀は、これまで以上に高い価格で国債を買わなければならず、ますます国債価格が上昇(=金利が低下)することになります。
今回のマイナス金利導入は、これまでの量的緩和(日銀による国債買入れ)以上に、国債利回りの低下に大きなインパクトを与えそうです。
昨日はアメリカでもダウ平均が大幅に上昇、米ドル円相場も米ドル高・円安に進んでいます。マーケットにはとりあえず好感されたようです。
これで1月の世界的株安が元に戻るとは思いませんが、少なくとも、為替相場は確実に円安に向かうことになると思いますので、輸出企業を中心とした日本株は、これから戻り調子に向かうのではないでしょうか。
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以下の表は、1月29日の日本国債のマーケット情報です。

【日本国債マーケット情報】(Bloombergウェブサイトから引用)
これを見ると、8年物の国債まで利回りがマイナスになっていることがわかります。いよいよ10年国債の利回りもマイナスになる時代が来るのでしょうか。
マイナス金利政策とは、金融機関が日銀に対して持っている当座預金にマイナスの預金金利が適用されることをいいますが、金融機関が日銀に国債を売却したときに支払われる代金をそのまま当座預金に置いておくと、金融機関には金利負担が生じます。
そんなことになるくらいなら、金融機関としては日銀に国債を売らずに持っていた方がましですので、日銀は、これまで以上に高い価格で国債を買わなければならず、ますます国債価格が上昇(=金利が低下)することになります。
今回のマイナス金利導入は、これまでの量的緩和(日銀による国債買入れ)以上に、国債利回りの低下に大きなインパクトを与えそうです。
昨日はアメリカでもダウ平均が大幅に上昇、米ドル円相場も米ドル高・円安に進んでいます。マーケットにはとりあえず好感されたようです。
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