日米中央銀行の金融政策
昨日27日、米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)において、金融政策の現状維持を決めました。
そして今日28日、日銀は、金融政策決定会合において、金融政策を現状維持とすることを発表しました。
アメリカで金融政策が現状維持され、利上げがなされなかったことは、通常であれば円高要因になるのですが、今回は、円安となりました。「噂で買って事実で売る」という格言のようになった形です。
一方、日銀の金融政策に関しては、先週あたりから急速に追加緩和期待による円安が進行していたこともあり、現状維持が発表されると強烈に円高に振れました。
発表前に1米ドル111円60銭台だった米ドルは、発表後、一気に108円台後半まで下落し、その後一時的に持ち直したものの、午後6時現在で、108円前後を推移しています。

【米ドル円相場チャート(1時間足)】(GMOクリック証券Platinum Chart Plusより引用)
日経平均も大荒れでした。前場は前日終値比200円を超える上昇を見せていたのが、昼休み中の日銀の発表を受けて、後場は一転、600円を超える下落に見舞われました。
大引け後の日経先物も続落しており、一時、日経終値を400円下回る16,260円まで下げています。
明日からゴールデンウィークに入るということで、リスク回避のための売りもあったと思いますが、5月の相場は、円高・株安で始まる可能性が高そうです。
ここまで追加緩和期待が高かったとは意外ですが、金融政策発表を機に、相場の流れが一変してしまいました。



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そして今日28日、日銀は、金融政策決定会合において、金融政策を現状維持とすることを発表しました。
アメリカで金融政策が現状維持され、利上げがなされなかったことは、通常であれば円高要因になるのですが、今回は、円安となりました。「噂で買って事実で売る」という格言のようになった形です。
一方、日銀の金融政策に関しては、先週あたりから急速に追加緩和期待による円安が進行していたこともあり、現状維持が発表されると強烈に円高に振れました。
発表前に1米ドル111円60銭台だった米ドルは、発表後、一気に108円台後半まで下落し、その後一時的に持ち直したものの、午後6時現在で、108円前後を推移しています。

【米ドル円相場チャート(1時間足)】(GMOクリック証券Platinum Chart Plusより引用)
日経平均も大荒れでした。前場は前日終値比200円を超える上昇を見せていたのが、昼休み中の日銀の発表を受けて、後場は一転、600円を超える下落に見舞われました。
大引け後の日経先物も続落しており、一時、日経終値を400円下回る16,260円まで下げています。
明日からゴールデンウィークに入るということで、リスク回避のための売りもあったと思いますが、5月の相場は、円高・株安で始まる可能性が高そうです。
ここまで追加緩和期待が高かったとは意外ですが、金融政策発表を機に、相場の流れが一変してしまいました。


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