円安・株高は続くか
今日の日経平均は、前日比166円96銭(0.98%)高の17,234円98銭と、約1か月ぶりの高値を付けました。
これで5日続伸となりましたが、5日続伸は、今年になって初めてのことです。

【日経平均チャート(日足)】(株探ウェブサイトから引用)
米ドル円相場も一時期の円高が和らいでおり、1ドル=111円前後となっています。
さて、この傾向はいつまで続くのでしょうか。今日の上げは月末要因とも言われていますが、6月が正念場です。
6月には、14(火)~15(水)にアメリカで連邦公開市場委員会(FOMC)が、15(水)~16(木)に日本で日銀の金融政策決定会合が開催されます。
この日米の金融当局による政策決定は、極めて重要です。FOMCは、6月にも再び利上げに切り込む可能性があり、日銀も、追加緩和を行う可能性があります。
日米の金融当局による政策決定の行方次第では、一気に円高、円安いずれにも振れる可能性があり、株式市場にも重大な影響があります。
しばらくは政策待ちということで、6月上旬は、相場に大きな動きはないかもしれません。
私の予想は、アメリカは利上げ、日本は現状維持というところです。
アメリカは既に利上げに舵を切っており、本来であれば年に4回程度は利上げをするつもりだったと思いますが、世界の経済動向に鑑みて、年2回程度に修正した可能性があります。もし年2回程度になるとしても、前に利上げをしたのが昨年12月ですので、いい加減2回目の利上げをしてもよさそうな頃合いです。
一方、日本では、マイナス金利への批判も強く、マイナス金利導入時に相場がプラスに働かなかったというトラウマもありますので、残り少ないカードを切ってまで追加緩和をする動機はあまりありません。
もし日銀の金融政策決定会合の直前にアメリカが利上げを決めれば、それに乗っかるだけで円安方向に為替が動きますので、あえて追加緩和のカードは切らないでしょう。
そうすると、ポイントはアメリカの金融政策ということになります。これから半月、世界の経済動向をにらみつつ、日米の金融政策に注目したいと思います。


「お名前.com プレミアムドメイン」ビジネスの成功は価値あるドメインから


↑「株式・投資」カテゴリーのブログ人気ランキング
これで5日続伸となりましたが、5日続伸は、今年になって初めてのことです。

【日経平均チャート(日足)】(株探ウェブサイトから引用)
米ドル円相場も一時期の円高が和らいでおり、1ドル=111円前後となっています。
さて、この傾向はいつまで続くのでしょうか。今日の上げは月末要因とも言われていますが、6月が正念場です。
6月には、14(火)~15(水)にアメリカで連邦公開市場委員会(FOMC)が、15(水)~16(木)に日本で日銀の金融政策決定会合が開催されます。
この日米の金融当局による政策決定は、極めて重要です。FOMCは、6月にも再び利上げに切り込む可能性があり、日銀も、追加緩和を行う可能性があります。
日米の金融当局による政策決定の行方次第では、一気に円高、円安いずれにも振れる可能性があり、株式市場にも重大な影響があります。
しばらくは政策待ちということで、6月上旬は、相場に大きな動きはないかもしれません。
私の予想は、アメリカは利上げ、日本は現状維持というところです。
アメリカは既に利上げに舵を切っており、本来であれば年に4回程度は利上げをするつもりだったと思いますが、世界の経済動向に鑑みて、年2回程度に修正した可能性があります。もし年2回程度になるとしても、前に利上げをしたのが昨年12月ですので、いい加減2回目の利上げをしてもよさそうな頃合いです。
一方、日本では、マイナス金利への批判も強く、マイナス金利導入時に相場がプラスに働かなかったというトラウマもありますので、残り少ないカードを切ってまで追加緩和をする動機はあまりありません。
もし日銀の金融政策決定会合の直前にアメリカが利上げを決めれば、それに乗っかるだけで円安方向に為替が動きますので、あえて追加緩和のカードは切らないでしょう。
そうすると、ポイントはアメリカの金融政策ということになります。これから半月、世界の経済動向をにらみつつ、日米の金融政策に注目したいと思います。

「お名前.com プレミアムドメイン」ビジネスの成功は価値あるドメインから


↑「株式・投資」カテゴリーのブログ人気ランキング