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フィリピン政権の闇

今年フィリピンで大統領に就任したドゥテルテ氏は、とんでもない人物のようです。

ドゥテルテ大統領は、麻薬取引の取り締まりのためには、超法規的な殺人も正当化されるとして、警察を使って、これまでに多数の麻薬取引関係者を殺害させています。

これに関しては、フィリピンで蔓延する麻薬の撲滅に寄与するとして、国民からはかなりの支持を受けているようであり、実際にも麻薬犯罪の減少に役立っていることは事実のようです。

しかし、このような「超法規的殺人」がまかり通る現状には、大きな副作用があります。

それは、「麻薬取引の容疑」さえあれば、適正な裁判を経ることなく「容疑者」を殺害することが許容されるということで、本当は麻薬取引と無関係の人でも、あらぬ容疑をかけられて殺害される可能性があるということです。

これはすなわち、大統領に反対する人、政権にとって邪魔な人物を簡単に消すことができることを意味します。

実際、現地放送局GMAネットワークが報じたところによると、ドゥテルテ政権発足後の7~11月に報告された殺人事件3524件(3841人が死亡)の背景を国家警察の監視委員会が調べた結果、麻薬密売人や使用者らが関わる事件は1081件だけであり、2000件以上は個人的な理由による殺人で、雇われたプロによる殺害もありうるということです。

おそらくですが、ドゥテルテ大統領は既に、麻薬撲滅にかこつけて、「邪魔な人物」の抹殺も行っていると思われます。

そして次第に、ドゥテルテ大統領に逆らう者はいなくなっていくことでしょう。こうなると、北朝鮮のような独裁国家と変わりありません。

今日のニュースで、フィリピン政府が、ドゥテルテ大統領を批判していたレイラ・デリマ上院議員について、自身の薬物取引疑惑を巡る議会調査を妨害しようとした容疑で告訴したというものがありました。

前法務相のデリマ氏はかねてから、ドゥテルテ氏の麻薬取り締まり作戦による超法規的殺人には批判的で、これを調査する上院委員会を率いていましたが、その後解任されていたそうです。

いよいよ大統領に反対する勢力の「粛清」が始まったとみることもできます。

ドゥテルテ氏は今月12日、ビジネス関係者を前にした講演で、南部ダバオ市長時代に殺害行為を自ら行ったことを明らかにしており、これに対してザイド国連人権高等弁務官は20日、「そういう行為はフィリピン憲法第3条に定められた諸権利に直接抵触する」との非難声明を出し、フィリピン当局にドゥテルテ大統領に対する捜査を開始するよう求めています。

もちろんフィリピン当局がドゥテルテ大統領に対する捜査をするわけがありません。大統領の暴走が誰にも止められなくなると、フィリピンがどうなってしまうのか、強く懸念されます。





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