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日本国債の格下げ

本日、格付会社ムーディーズは、日本国債の格付を「Aa3」から「A1」に1段階格下げしました。

消費増税が先延ばしになったことが影響していることは明らかです。

日本はただでさえ、財政は破綻寸前ですので、消費増税を延期したことで、国の財政再建の不確実さが増しました。このままいけば、さらなる格下げもあるかもしれません。

ここで意外な反応を見せたのが為替相場です。

格下げが発表された直後は、118.80円程度だったドルが一気に119円を超えて円安になりました。しかしそれもつかの間、ドルはその後118円近くまで下落しています。

通常であれば、国債の格下げはストレートに円安に結びつくはずですが、現在のところ、むしろ円高に振れています(午後9時現在)。

これは、日本国債が格下げになったことで、日銀が来年にも行うのではないかと言われていたさらなる追加緩和が、できなくなるのではないかとの観測が関係しているようです。

このことは、大変重大な問題をはらんでいます。

まず、国債の信用がさらに下落することを恐れて追加緩和ができないということは、既に国債に対する信用が限界まで下がってきていることを意味します。さらなる追加緩和をきっかけに国債が暴落するというリスクを、市場は感じ取っているということです。

次に、追加緩和による国債の買い入れ増加ができないと、国債の買い手が不足して国債暴落のリスクが高まるという点です。

今や、日本の国債市場は、日銀が国債を購入することで持っているといっても過言ではありません。

国債の他の買い手であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や保険会社、銀行等は、国債のあまりにも低い金利のために運用益が得られず、資金を株式等リスク資産に移す動きを見せています。このような動きの中では、日銀がどんどん追加で国債を買い増し続けない限り、国債の買い手が不足することは明らかです。

したがって、今後は、日銀が追加緩和をしても信用下落のため国債が暴落、追加緩和しなくても国債の買い手がなくなり暴落、という八方塞がりの状態になるおそれがあります。

日本国債の格下げに対し、明日の株式市場がどのように応えるのか、注目して見てみたいと思います。





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KANEMOCHI TOSAN

Author:KANEMOCHI TOSAN
金持ち父さんを目指して日々勉強&実践に励む過程を記録したブログです。2014年9月9日にスタートしました!
目標は、働かずして旅行三昧できる億万長者になること。
株式投資・為替・不動産・保険・法律・税金・読書・旅行など、興味ある様々な分野について考えていること、実践したことを書き綴ります。

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