昨日の衆院選挙では、事前の予想通り、自民党が大勝し、全475議席の過半数を大きく超える291議席を獲得しました。
自民党の大勝は、アベノミクスの継続と政策実行の円滑化につながる、と市場では受け止められているようです。
今日の日経平均は下落で始まっていますが、これは、自民党の大勝が先週までに既に株価に織り込まれていたことと、アメリカ株が先週末に大きく下落したことが影響しているようです。
さて、今後の日本の株価はどうなるのでしょうか。
アベノミクスと円安傾向の継続という面から、今後も株価は上昇すると見る向きが多いように思います。しかし、2015年は、これまで高値を更新してきたアメリカ株の調整が起こりうること、中国の景気減速が目立ってきていることから、予断を許さない状況にあるように感じます。
ここから日本株を買い進めるのはちょっと勇気が要るような気がします。FXでも多くの個人投資家はドル買いポジションを膨らませているようですが、一度大きな反動が出て、個人投資家が振り落されるような局面が来るかもしれません。
いずれにしても、ここからはイケイケドンドンで一方方向に突き進むべきではない、と思っています。
